連続指名、いただいてます。
「6回も来ていただいた方もいるんですよ。」
長い歴史を持つ鞆の浦。だからこそ、その歴史だけでなく、地域の言い伝えや、日々の営み、この場所での「当たり前」を、生の声によってガイド自身が伝えています。「親戚を案内するつもりでガイドしている」という人も。ガイドは30代〜80代まで。ママさんや他県から引っ越してきた人、気合の入った地元っ子に、英語で案内できる人…幅広い層でお待ちしています。
はじめての場所でも、はじめてではない気がしてくる。また訪れたくなる。尋ねたくなる。道案内から始まったガイドは、その領域を変幻自在に変えながらいまや鞆の浦の顔のひとつに。
この魅力、あなたもハマってみませんか。
審査員ポイント
ガイド自身が地域の言い伝えや自身の経験を物語として紹介する「生の声の案内(ガイド)」で観光客を楽しませている点が評価される。また、鞆の浦への熱い思いがガイドにも加わり、リピーターを増加させている。
30代から80代まで、そして主婦の方や英語ができる方など、幅広いメンバーが揃っている点が魅力です。鞆の浦の魅力をしっかりと伝えるための研修にも取り組んでいるため、それぞれのガイドに特徴があり、リピーターが多いのも納得です。
気軽さと親しみやすさが、リピートへ。
ガイドをやっていて一番嬉しいのは、ご案内した人がリピーターになってくれることですね。指名してもらえるととってもやりがいがあります。多い人は6回も来てくれたことがあるんですよ。ガイドをする時に大切にしているのは、友達・親戚を案内するつもりでガイドすること。あまり難しい話はせずに、気軽なやりとりをするようにしています。
ガイドが終わった時の皆さまからの拍手は明日への活力になっています。
止まらない、学習意欲。
ガイドを始めて30年ほどになりますが、勉強は尽きません。鞆の歴史はもちろん、映画やドラマのロケ地にもなっているので、そうした情報も欠かせないのです。何度も他の地域へ研修に出かけてきました。まだまだ勉強したいこともたくさんあって、今は韓国へ朝鮮通信使のことを学びに行きたいと思っているんですよ。英語と韓国語も単語でいいので話せるようになりたいなと。
鞆の浦しお待ちガイド
宮本 和香さん
きっかけは、ごく普通の「日常」から。
そもそもなぜ鞆でガイドをするようになったかと言うと、観光客に道を尋ねられたのがきっかけなんですよ。鞆のためになることを始めようと、1986年に奥様ガイドが立ち上がり、次第にメンバーが増えて現在は21名のガイドがいます。今は、「パートナーガイド」「観光ガイド」「応援ガイド」といったガイドがいて、地元の人や町外の人、英語が得意な人など、様々な人が関わっています。
誰だって、ガイドになれる。
鞆では中学生たちが英語でガイドをする練習をしています。こうして次の世代へと引き継いでくれる人が育ってくれたらいいですね。ガイドは難しく考えることはなくて、知らないこともあっていいし、全てを話す必要もありません。むしろ話し足りないくらいがちょうどいいんです。ガイドの予約は年配の方が多いのですが、若い世代の方にもぜひ一度体験してみてほしい。その中から、ガイドをやってみたいという人が現れてくれたら嬉しいですね。
○団体名
NPO鞆の浦振興事業団
○問い合わせ先・予約先
084-982-3200(鞆の浦観光情報センター内)
○主な活動場所
鞆町一円